
本日の処理は「芽傷」入れです。
ピオーネの芽は先端の芽以外は発芽し難い習性があります。
芽傷を入れることで、その芽が先端であると勘違いさせ、発芽を促進する効果があります。
①芽傷の位置は、伸長方向(先端)に芽から2~3mmの位置。

②芽傷の深さは、2mm程度で、皮の次にある薄緑色の形成層に届く程度。
③芽傷は金切りノコまたは芽傷バサミを使用します。当農園では芽傷ハサミを使用します。

④芽にメリット青液をハケで塗布します。
注意点としては、
①芽傷を樹の元の方に入れると逆効果で発芽し難くなります。
②傷が深すぎると、芽が枯れてしまう恐れがあります。
剪定を先に行い、切った枝で十分練習して臨むことをお勧めします。
特に細い枝には要注意です。思ったより深くなります。
新一郎





