
見事にコケました……。
しかも1人で堆肥を撒きに行った初日の、1回目の運搬中にです。
「さて、頑張るか―」と意気込んだ10分後の出来事にいきなり心が折れそうになりました。
「まだいける。は、もう危ない」って交通用語、あれ本当ですね。
起こそうにも周りには人が居ないしメンバーの誰かに緊急出動依頼をお願いしようかと、しばらく悩みます。
けれど、呼ばれた方は農園までの移動が大変でしょうから、それは諦めて倒れた後、まだ荷台に残っている堆肥を全て掻き出した後に横から押して、なんとか起き上げる事が出来ました。
今回は、いよいよ始まった農園(中)に堆肥を撒きに行ったわけですが、やはり斜面が1番の問題です。
コケたのは撒いている途中どころか、ただ単に運んでいる時の畑の外ですから。
ユンボで掘ってもらっている穴の近くや、畑にあるパイプの近くだったらと思うとゾッとします。
しかし、そちらの方が傾斜が強く、穴の近くへ行くと運搬車を止めているのにズルズルと動いていきます。
掘っている穴から少し離れた所へ止めて、傾斜で少し動いただけなのに恐怖してしまうのは、やはり先ほどのことがあるからでしょうか?
このままでは運搬が進みませんし、何より恐怖から植穴から離れた堆肥の効果が無い所へ撒いてしまいそうなので、少し方法を変えます。
基本の運搬は積載量や労力を考えると、このまま運搬車で持って行きます。
ただし、植穴の近くまで運んだら斜面に対して水平に止めて傾斜の影響が出ないようにして、あとは猫車で撒いていくのが良さそうです。
これなら猫車で運ぶといっても、数十cmから1mくらいですから、労力というほどではありません。
時間も、恐々と前進したり後退したりするよりは早く出来そうです。
なんとか植穴20分の6撒き終わりました。
残り14個、方法も出来ましたし頑張って撒いていきます。
akiruya









