
昨日の続きで枝の管理と延長枝の誘引を行います。
2年目で一番難しいのはこの延長枝の誘引です。
合計8本の延長枝を作りますが、
内側の延長枝は根元に近いので、
栄養を遅らせるために返し枝にします。
すると外側と同じ速度で枝作れ、
内側だけ成長が早くなるのを遅らせ均等になります。
この返し枝、枝を折り曲げるので少しの力で折れます。
ここで芽かぎの時の残す芽の向きも重要な作業なのがわかります。
天空ピオーネ園でもいくつか折れました。
保険を掛けていたので想定内でしたが、
保険を掛けているつもりでも、その枝しかないという
保険が掛かっていない樹もありますので冷汗がでます。
この延長枝は今後実をつける大事な部分で、
芽が左右に出るように誘引を行わなければなりません。
芽は交互左右にでますが、
向きを間違えると上下になります。
上下に芽がつくと実が取れることの誘引が難しくなります。
上に出た枝を下へ誘引し、
下に出た枝を上に誘引しなければならなく、
手間と折れる可能性が高まりますので、
この2年目の延長枝と3年目の延長枝の向きが重要になります。
左右につけるには、途中脇芽を利用し左右に固定をします。
次の段階がこの作業になります。
作業中ふと見てみるとビニールが海のようにきれいに輝いていました。
べイダー秀吉







