
久々の農大。すこーし気が重い 今回「農薬の基礎知識」
まず 農作物の定義からはじまりました。「栽培の目的や肥培管理の程度の如何を問わず、人が栽培している植物を総称しています」なんちゃらかんちゃら・・・
大体、想像で感覚的にわかる、わかると聞いていたのですが、この定義に沿っては、ゴルフ場や街路樹等、「肥料管理がほとんど行われていない山林樹木」も含まれるのです
ちょっとイガイ・・・。
農作物に対して扱う薬剤の定義も深く書いてあり省略。
畜舎で用いられる薬剤及びゴキブリ、蚊、シロアリ駆除剤の農薬は家庭用ということで、同じ有効成分であっても農薬には該当しないとのこと。((+_+))
農薬の種類、農薬の登録、農薬の安全性等 学びました。
実際、農薬を扱う時でないと知識はあっても使うことができません。しかし農薬について自ら
本を開いて勉強するか?と考えると講義というものは非常に有意義なものと感じます。
農薬の使用基準(罰則の対象)
①その農薬に適用ない作物には使用しない
②定められた使用量または濃度を超えて使用しない
③定められた使用時期を守る
④定められた総使用回数以内で使用する
使用回数、濃度について かなり熱く基準が定められています ![]()
また、※有効期限切れの農薬を使用しない、農薬使用時の細かな記帳と慎重な扱いを説かれていました。
※農薬の空容器・空袋を捨てる場合…「廃棄物処理業者」で処理してもらう。勝手にゴミ・川に捨てない。
農薬の事故については、散布中の死亡・中毒 誤用での死亡・事故が発生しており、年々件数が増加しています。マスクや防除服などの防備不十分・強風下の散布、保管管理の不備による誤飲、作業中・後の油断という原因となっています。
農薬容器の表示事項を必ず読む!!←☆これ大事です☆
ただ 使用基準の見直しがあるので 常に新しい情報を取得して実施する
(農薬登録情報提供システム)
使い慣れの油断等 安易な取り扱いは事故のもとと認識をもたなくてはいけませんね。
除草剤と農薬を間違えて散布するケースもあるようで、目も当てられない結果になるそうです・・・。
「農薬の薬剤を散布するたびに害虫が強くなる」と今までそう思っていました。
NO!!(>_<) 違うのです!!

A液散→もともとの遺伝的なもので残った害虫の子孫が増えていくことで
「薬が効かなくなった」と勘違いをする。
農薬はローテーションで使用すると効率が良いといわれるのは、
A液の遺伝的抵抗力がある害虫はB液またはC液を使用すると効果があるからです。
岡山県病害虫防除所の「病害虫発生予察情報」などを参考にしながら、適期防除の実施をする!
案外(といったら失礼ですが)おもしろかったこの講義。
農大も今日で終了。
学びがなくなり 不安と寂しさを覚えます。
あとは実践あるのみ・・・ということなのでしょうか?!
☆mayu☆





