ぶどうの着色を自動で分類できる!

岡山吉備中央町ぶどうピオーネ

岡山のぶどう特産ピオーネは、色が黒ければ黒いほど高級です。
赤色っぽくなると等級は下がります。

要するに薄い赤色から黒色までいろんな色で出来ます。
同じ黒でも少し赤みが残っていたり、数粒赤っぽいなどでも
等級は下がります。

一番良いピオーネは、黒くて粒がわりに大きく、そして軸まで実が詰まっているものです。
※ぶどうの軸の周りを肩といい、その周りにぶどうがあることが肩をまくといいます。

今までは、自分の目で見て色分けをしていましたが、
人によるもので少しブレもあったかもしれません。

そこで今回、「JAびほく西部ぶどう選果場」(岡山県高梁市中原町)に、
ピオーネの着色を見分ける自動システムが導入されました。

この高梁市、トマトも選果場を持っていて、色も自動で識別し、
箱詰めも自動、最終には同じ等級や量のものを集めて自動で出てきます。
この選果場に運ぶトラック、待機場もすべてコールド管理をしています。
このことをコールドチェーンといいます。

この徹底された管理をピオーネに導入してきたのでしょう。

選果場を統合し、このピオーネの着色システムを導入。
費用は、1億2千万円(着色システムは1600万円)

これを導入すると当然、人の管理が減り、また個人の感覚で見ていた選別も
ばらつきがなくなる。
メリットは、品質への信頼である。

私の圃場はその市の横の吉備中央町。
ここまでの導入は厳しいが、厳しい目線で等級を分けることはできる。
あくまでも買った人が喜ぶイメージを持っていれば、十分戦える。

秀吉

 

 

 

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