動物も1種類の木の葉を大量に食べることはないとのことです。
葉はかなり強い毒性を持っているので中毒になるのを防ぐためです。
防虫菊のピレスリン、タバコのニコチンなどは殺虫剤として使われます。
この殺虫剤になる植物には害虫はつかないかと言えばそうではありません。
これらにも害虫はいて、特殊な機能を発達させ植物の毒を制して来ました。
これを共進化というそうです。
トマトの葉はとても匂いがきついです。
これも害虫対策です。
トマトの葉は害虫に食べられると強いにおいを発します。
周辺にあるまた違うトマトに知らせ、知らされたトマトはにおいを多く分泌させます。
雑草を刈った後もみどりの匂いで充満します。
これは人間にも少々きつく感じます。
キャベツの葉をアオムシが食べます。
食べた時にキャベツの葉からにおいを出し、寄生バチがそのにおいに誘引され
アオムシに卵を産み付け、卵から孵った幼虫がアオムシを食べます。
「植物の匂い」一部でしたがすごい働きがあったのですね。
そう考えると花の匂いはいい匂いだ。
虫を呼んでいるのでしょう。
秀吉


