本日は、所属しているＪＡ岡山加茂川部会の講習会に出席です。
農業普及指導センター指導員や他の部会員から情報が聞ける、貴重な機会です。
当面の管理についての講習後、天空のピオーネ農園の課題について、指導員の方に質問しました。
＜質問＞
マグネシウム欠乏によるトラ葉の症状が出たが、今後の対策は？
＜回答＞
硫酸マグネシウムを樹の周囲３ｍ以内に散布する。
根が少なく一度に吸収できないので、秋と春に分けて１ｋｇづつ散布する。
地表に散布するだけでよく、降雨または潅水で土壌に吸収させる。
合わせて、来年の防除の際に葉面散布によるマグネシウム補給も行うと良い。
＜質問＞
今年延長した主枝から出た枝は今のうちに切っておいたほうが良いのか？２月の剪定の際の、切り戻しは１８節の位置で良いか？
＜回答＞
今切ると、冬にそこから枯れ込む可能性があるので、枝は２月の剪定時に切れば良い。
２月の剪定時に切り戻す位置は、枝の充実が不十分な場合、もっと切り戻したほうが良い。
副梢を切り過ぎていたので、充実不十分な可能性がある。
切ってみるとスカスカなので直ぐに分かる。
１８節で切ってみて不十分であれば、一律１６節で切り戻してはどうか。
＜質問＞
幹にワラ巻きなどの防寒対策はしたほうが良いか？
＜回答＞
昨冬は乗り切ったようだが、寒さ、風の厳しいところなので、出来ればした方が良い。１２月末頃に、幹の部分だけで良い。
新一郎
