
ついに届いた堆肥を撒く日がやってきました。
総重量30t!!
去年の堆肥は20tでしたから、1、5倍の量です。
あれから1年10ケ月も経っているというのに
堆肥を20kg積んだ1輪車で皆で手分けして1000往復して運んだ日が、つい昨日のように思い出せます。
あらためて数字にしてみると驚きますね、1000往復ってΣ(゚Д゚)
けれど今年からは運搬車という労力が激減する機械が導入されました。
しかも秀吉さんが横板を取り付けてくれて、本来の積載量よりも
堆肥を積む事が出来て運転する回数が少なくなるように改良してくれています。
これで400kgくらいは積んでいます。
運搬車の最大積載量は500kgなので、まだ盛っても大丈夫です。
※この後、試作を重ねて木の1辺に撒くのが320kgほどなので
積む量を少し減らした方が効率が良いという事になりました。
運んだ後は荷台を上げて堆肥を下ろします。
ただしこの際に、上にワイヤーがあるので見ながら上げないと
荷台と当たってワイヤーが簡単に切れてしまいます。
それ以上に怖いのが荷台をワイヤーの近くまで上げた場合、ワイヤーの下にブドウの枝がある訳なので
荷台を上げたまま堆肥を何カ所か均等に撒こうとして動かすと「ベキボキッ!!」という空耳を願いたくなる音が聞こえる事になります。
荷台を上げても堆肥がドサッと落ちてはくれないので、スコップで掻き出しています。
あとは山になっている堆肥を均等にならして完成です。
さすが運搬車だと労力はもちろんですが、それ以上に早く撒く事が出来ます。
1本辺り1、3t撒く予定ですから1輪車だと65往復しなければいけないので
6~7時間かかりそうな堆肥撒きが、2時間くらいで出来上がります。
しかもキレイにならすのを含めての時間数ですから、撒くだけなら
1時間半という4倍以上のスピードになりました。
慣れてくると運搬車の熟練度も上がって更に早くなるかもしれません。
…………やりました。
交通事故です。
背中に哀愁が漂っています。
幸い支柱が破損しただけでケガなどはありませんでした。
どの業種であれ、まず1番に掲げているものは「ケガをしない」という事です。
今回の件は、他の業種同様に品質や効率を求めるものの
まずは安全第一だという教訓となりました。
akiruya













