
7月末まで主枝を伸ばすことが主な仕事です。
長さで3m伸びれば標準です。
現在、平均的に1m程伸びていますので、順調な生育状況です。
しかしながら、あくまで平均で1~2割は何らかの問題を抱えます。
①移植した樹の成長
2年目と比較して成長は遅い。
約3カ月は遅い気がします。
②誘引中、主枝が折れる
ほとんどは脇芽で回復し、成長も若干の遅れで済みます。
時に基部近くから折れ時間の掛かるものがでます。
③外側の主枝候補2本目がなかなか伸びない。
順調に行けば外側は伸ばしている枝を1本とし、
良く伸びる脇芽をもう1本とします。
元気の良い脇芽が出ない場合、先端を摘心して2本共脇芽に変更します。
この際若干成長に遅れがでます。
④まれに枝葉の成育の悪い箇所がある
1年目は左右に伸ばして行きますが、右側は枝葉共に生育は普通ですが、
左側は何故かしょぼしょぼの葉にゆるゆるの枝が出てきます。
JAアドバイザーからは、時に突然変異がある。
その個所を切ってどこからか誘引するしかない。
岡本五郎先生からは、
多分、
(苗の段階で折れた、あるいは主幹害虫の食入など)
回復は難しいので、
この樹の片側を切り落とし、反対側の主枝として取れそうな芽、枝見つけ、
主枝として行きます。
写真:健全な側

主枝延長は見上げる仕事なので、首が痛い!
私より伸長が低いと常に背伸び状態です。
労働環境を良くするのも仕事のひとつ!
手を打ってみましょう。
べイダー秀吉






