
延長枝の確保が出来て来ました。
芽飛びも多く教科書通りには行きません。
芽かぎは重要な作業なのがこの辺りになるとわかります。
芽は主の芽と両サイドに副の芽があります。
そのままにしておくと一つの場所から3つの芽が成長してしまいます。
芽かぎで基本はこれを一つにします。
主を使用するのがベターですが、芽の向きによっては使いにくのもあり、
ある程度成長した段階で見極め、成長の良好な芽と向きの良い芽を残して行きます。
今回は保険を掛け過ぎました。
保険を掛け過ぎて良いことは、枝を誘引する時に折れても代替えがあることで、
悪い事は、養分の分散が置き、結果どれも成長が弱く延長枝の選択に困ることです。
その後の副梢管理などの手間も増えます。
やはり2年目でも芽かぎは重要なのを知ることができました。
これは切る前の枝です。
これは切った後の枝です。
散髪と同じでスッキリしました。
風通しもよく、日当たりも万遍なく行きわたり、
副梢管理も見やすく、防除も全体に掛けやすい。
芽かぎでここまでを想像しながら作ることが求められます。
今回は、養分分散が起こることはやむ得ず、
このところで修正しようと考えていたので、
天空ピオーネ農園では予定通りです。
延長候補の枝を作り、若干誘引を始めました。
芽飛びを想定して、剪定時の芽傷処理は長めにしておくと良いと思います。
べイダー秀吉








