
中古の物置を購入したので、今回は自分で組み立てたいと思います。
転倒防止も合せて打つことにします。
業者にお願いすると、組立と転倒防止のアンカー込で3~4万は取られると思います。
物置は中・大型タイプの物です。
物置を組み立てるのに必要な道具などを新たに揃えました。
・ベースブロック(コンクリートブロック)12個
・セメント25㎏ 2袋
・土嚢(土)30㎏ 6袋
・アンカープレート 4本
・鉄筋 4本
・水平器
・塗りごて
その他、必要なものは、
・カッター
・ドライバー
・スパナ(ラチェット)
・脚立
・軍手
以上があれば組み立てることができます。
正確なベースブロックの位置を決めるため、物置の枠を組立ます。
枠が掛かる場所にブロックを置き、中心を見ながら整列させます。
その後高さがあっているかを確認します。
ここは天空のピオーネ農園=山です。
当然、凸凹であることは想定済みです。
写真のように枠がブロックより離れている箇所を合わせて行きます。
その前に、防草シートを切り取ります。
ここの土はスコップでは掘れない固さで地盤としては問題ありませんので、
今回は土を掘って高さを合わせて行きます。
実際には、セメントで盛って高さ調節しようと思っていましたが、
土で合わせる方が効率良いので変更しました。
※セメントと土嚢は余りますが・・・
スコップで土を削ってはブロックを戻し、
水平器で水平になっているかを確認します。

ほぼ全てのブロックで微調整を行い、縦、横、斜めすべて水平になりました。

ベースの完成です。
前の白い紐は、となりにも物置がありますので、
その面前が同じになるように線を引いて合わせています。

続いて転倒防止用のアンカーを打つ穴を掘ります。
この穴小さいですが、時間は数十分掛かります。
スコップを地面に刺し、金づちでたたきながら掘って行きます。
地表3cmくらいまでは比較的軟らかいのですが、その後は岩になります。
これを四隅の4か所掘ります。

アンカーボルト30cmを刈り止めし、鉄筋を斜めに打ち込んでおきます。
鉄筋はお好み用ですが、値段も40円くらいなのでしておきました。

次の工程は、モルタルを作ります。
ここで説明します。
種類の違い
セメント・・・生コンクリートやモルタルを作る原料
モルタル・・・セメントと砂を混ぜて水で練ったもの
生コンクリート・・・セメント、砂、砂利を混ぜ、水で練ったもの
生コンクリートが固まると「生」が取れて、コンクリートになります。
用途の違い
生コンクリートは、構造や躯体などに使用します。
モルタルは、下地、仕上げなど用途は多い。
そこにセメントを入れて行きます。
混ぜ終わると、水を入れます。
大よそセメントと同等くらいの水を入れますが、
乾燥した日、土嚢が湿っている、用途により調節します。

今回は1回で作れる量が少ないため、3回くらいに分けて水を入れて行き混ぜました。

モルタル完成!
次にモルタルを転倒防止用に作った穴に入れて行きます。

端などをごてで整えて完成です。
同じように残り3か所を行います。

次の工程は物置を組み立てて行きま。
その前に、中古で相当汚れがひどいので洗ってもらいました。
背面の板を取り付けます。
天板を取り付け完成です。
何やら日の暮れ方が違う・・・
扉の構造を理解するまで時間が掛かってしまいました。
最大のアドバイスです。
手動でラチェットやドライバーでするには本数的にも時間的にも限界があります。
終わりごろには腕を上げるだけでつりそうになるくらいです。
電動ドライバーなどあれば組み立て時間半分以下になると思います。
※結構やり直し多いので、見た目以上にネジを回しています。
自作完成!
べイダー秀吉


























