吉備中央町ぶどうの勉強会 3月以降の成育

岡山吉備中央町ぶどうピオーネ

ぶどうの勉強会にて、普及センターの先生よりアドバイスを頂く。
内容は、天空のピオーネ農園は、天空なだけに風も強く乾燥するかもしれないので、
幹にワラなどを撒いていた方がよいということです。
また、防寒対策にもなるのことで、至急作業日を決めなければなりません。

昨年の8月の天候不順で、晴れが平年の4割しかなく樹が弱っているとの話で、初期生育が悪くなる可能性がある。
その為に、3~4月の春先は乾燥させないよう潅水が必要。
3月中下旬のブリージングの時期に水が必要である。

昨年充実が悪かった樹は、剪定は遅らせる。
充実が良かったか悪かったか記憶では残らない為、記録しておく。

雪が降る場所では、雪の重みで施設が倒壊しないように防鳥ネットを外しておく。
さび、べと、褐斑病などが出た園では、農薬の対策をする。

農薬の残留基準=安全 × 1/10 × 個人差 1/10 =1/100
今までの基準は一生に摂取しても大丈夫という基準であったが、
基準も厳しくなり、24時間で大量に摂取しても大丈夫な短期暴露評価という基準になった。
消費者にとっては更に安全になる。

農薬も実が出来ていないころや小さい時には汚れやすい農薬を使用し、実が大きくなったころには汚れにくい農薬を使用するようになる。
農薬基準で、前日まで使用可とあるが、24時間空けて収穫しなければならない。
雨よけで、ビニールは使用せず農ポリを使用し、農ポリも厚さ0.75mmを使用し、3年は使うようにすればコスト削減になる。
収穫後は園に足が運ばなくなるが、来年の養分を蓄えるための葉を残す防除は必要。

良いぶどうができる工夫と、更に便利になる効率を考える必要がある。

べイダー秀吉

 

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る